拒食症後のしんどさ
私は中学生の頃に拒食症になりました。きっかけは、もう、よく覚えていません。
ものすごくしんどかったです。家族はもっともっと辛かったと思います。
克服した今でも母は私が中学生の頃の話をあまりしたくないようです。
家族の中でも触れてはいけないお話、思い出になりました。意外と当の本人はケロッとしているものなのですが。笑
しかしやはりトラウマも残っています。今も特定の臭いや状況になるとドキッとしてしまいます。
今回はそんな拒食症の克服後のお話をしたいと思います。
はじめにトラウマのお話をしましたが、これは私だけでは無かったようです。
・母の場合は、先述の通りですが今でも急に「元気になってくれて良かった」と、いってくれます。そして、私がダイエットを始めると伝えると、すごく心配します。禁句です…。
・兄の場合は、一つエピソードがあります。
拒食症を克服後も躁鬱病に悩んでいる私ですが、周期によってはお風呂にも入れない時期がありました。3日ぶりにお風呂に入った時のお話です。
髪を洗うと”抜け毛”がすごいわけなんですけども、髪の長い方ならお分かりの通りものすごく目立つんです!私や母は、周期的にある事なのであまり気にしていなかったのですが、私の後に入った兄はものすごく驚いたらしく母に報告までしたそうです。
「お風呂にめっちゃ髪の毛落ちてたんやけど大丈夫なんかな?」と。(申し訳ない)
・父は我が家で一番ストレスフリーに過ごしている楽観主義の人です。が、不器用がため、変に苦労しています。どうしよう、何が正解、うわ〜⤵︎、なんで?!が続いています。あまりにも真反対な性格な上、拒食症の頃が私自身どう接していいのか分からず避けていたので、今も少し内心的なお話は母越しにします。
拒食症の克服後、最も変わってしまったのは人間関係だとじわじわ時間をかけて気づきました。
しばらくの入院や学校に通えなかった期間を通すと、お友達との関わりも極端に減りました。今ままでどおり、と思いたかったのですが再登校はものすごく辛かったです。
退院後は不登校が続き、今では高校以前の人との繋がりは一切無くなってしましました。幸か不幸かSNSでは繋がっているので、同窓会なんかを見ると胸が痛くなります。
拒食症に限られた話ではありませんが、学生時代をいわゆる普通に過ごせ無かった心残りはものすごく大きいです。多くの時間を一人で過ごしました。強がって、一人で遊ぶ方が楽とか相談相手はお母さんだけでいいとか言っていましたが…全然そんな事なかったです。笑
一時期は、とにかく妬ましくて学校生活系の漫画を読めなくなったことがありました。
青春羨ましいです、不完全燃焼です。今からでも遅くない!と思いたい。
長々、ダラダラとお話しましたが、拒食症が私にもたらした障害はあまりにも大きかったです。目にみえるような事だけでも身体的、健康的なことだけではありません。
拒食症と向き合い、闘った過去は私を成長させてくれました。しかし、前向きに考えているのは1日の中でも5分にも満たないと思います。いつもどこかで、楽しそうな同期を妬ましく思っている私がいます。
傷が癒えるには、成長するには、まだまだ時間がかかりそうです。克服しただけでは終われない、この時間と事実と現実には打ちひしがれます。